ミラー効果
今日は、ミラー(鏡)の効果についてです。
よく使う撮影方法なので、今はスタジオの壁に常に設置してあるミラー(鏡)
一枚の写真を作り上げていく時、様々なイメージや表現方法が浮かぶと思うんですが、
華やかに仕上げたいと思う時、写真の中に、たくさんの花(色)を用意して、高低のバランスを見ながらアレンジやセットをする事になり結構大変です。
ミラーの前にアレンジメントやブーケを置いて、撮影すると前に置いたアレンジメントが、後ろのミラーに映ります。その映っているものの色や大きさも含め、フレームの中のバランスを考えて撮影することで、奥行き感が増し空間も少なくなり、写真全体が華やかな印象になります。
特に、花が少なく小さいアレンジメントの時や、丈は長いけれど輪数が少ない時など、意外な効果が期待できます。

あとは、その時の露出です。これは、その時どんなイメージに仕上げたいのかによりますが、露出で背景をどのくらいの見え方にしたらいいのかと、いろいろな露出で検証してもいいですね。
ここで結構、絞ってもいいかもですね。
今回は、背景に奥行き感が欲しかったので、開放(F2.8)で撮っています。
ちなみにこれは、白いボードをミラーの前に立てて撮ったものです↓

まあ、これはこれで、奥行き感はあまりないですが、アレンジメントがよりはっきりと見えるのでいいかもしれません。余白部分は、文字入れもできそうですし。
目的によってはこちらもアリかもですね。
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